今日は素敵すぎる一日だった
私がお茶を始めたのは24歳になろうとした時だったと思う
あの頃は、先輩お姉さま達の会話も分からず
みなさん素敵で憧れの存在だった
40になった今も私が見える角度は変わらないけどね・・(笑)
ある憧れのお姉さまから
大炉を開いたから遊びにいらして
と お誘いをいただき
喜んで伺った
お茶会じゃないから、気軽に ということだったけど
なんとなんと
待合には、お手製藁灰を敷きつめた火鉢
湯桶で手を清め
お炭、懐石、濃茶、薄茶
途中、席を改めるため中立ちもあり
正式の茶事でないと言うが
「気ぃはらんと遊びにきてね」と言われたことに
なおのこと器の大きさを感じる
お雛祭りにでも呼ばれたよう
お食事は、美味しいお赤飯、お味噌汁、ご自分で工夫された珍味や煮物、色とりどりのお漬物に
心もお腹もほっこり温まった
青竹の灰吹き、箸、花入れまでも
この日のためにご自分で作られ
ご馳走三昧
お菓子もお手製で
ぜひ作ってみたい一品
お道具も遊びで出してくださるようなレベルじゃない(汗)
こんなに幸せな時間を過ごして良いのかしら・・・
人生にこんな日って何度ある?
全部お一人で用意され
つつがなく流れる
懐深いおもてなし
私もいつかそんなことができる人になりたい