カノン 花音

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覚悟

ばあちゃんが死ぬ夢をみて
起きたら涙で枕が濡れている

子どもの頃よくみた
この世の終わりのような
悲しくて怖い夢

そんな頃から30年もたって
まだ ばあちゃんがいなくなるのが怖い

ばあちゃんは、私を一番溺愛して育ててくれたし
私はばあちゃん
妹はお母さん みたいな決まりがあった

今でもばあちゃんのおつかいは私の係で
昨日も風邪で辛そうなばあちゃんを病院に送った

「じゃあ、点滴終わる頃来るね」と言ったら
見た事ない心細そうな顔をした

迎えに行って、先生から話しがあると言われ
身体の状態を聞いていたら
ばあちゃんの身体が急変し
急性心不全
一緒に救急車に乗った

処置をすれば2週間くらいで退院できると聞き
ほっとした

でも、今日の午後また悪くなり
もしもの時の延命措置をするか?ということになった

私は、父が来る夕方まで付添い
話せる時は、ばあちゃんとたわいもない会話をした

それでも苦しく、大きな呼吸を繰り返している
あんなに苦しがるばあちゃんをみて
管を外してあげてほしいとさえ思った

「ゆいちゃんもそこにおるんか?」とか「レイちゃんどうしとる?」と言う
人口呼吸器が始まれば、意識はなくなるので
これが最後かもしれない と思いながら話し
涙が止まらなかった

夕方少し落ち着いて
父や妹、叔父が来た
母もムスメを連れてきてくれた
みんなが来た時は、本当に落ち着いていた

父と私は先生に説明を受け
延命措置をするか悩んだ
父には辛い決断だっただろう

91歳 確かに長く生きてくれた方だと思う

先生に話す前、呼吸を整えている父が泣いているようだった
私が一人で付き添った時間の辛い姿を見ないだけでも良かったと思った


「また明日くるね」
と言った時のばあちゃんの心細そうな顔
明日も顔を見れるだろうか?
この夢 覚めればいいのに
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by kanon--kanon | 2012-06-28 22:22