ばあちゃんのところへ行ったらベッドにいなくて
髪の毛を洗ってもらっていうという
海を眺めて待っていた
今日から首の管、酸素の管がとれて
手の点滴とおしっこの管だけになっていた
一週間寝た切りだった人が立てたことに
看護婦さんたちは驚いている
だって、私も盲腸で入院した7歳の春
あの頃の盲腸って何日か寝たきりで
点滴が外れ、トイレに行こうとして
フラフラで歩けなく、びっくりしたのを覚えている
ばあちゃん イメトレしてたんかな?(笑)
毎日他愛もない話しをして帰るだけだけど
ばあちゃんは、笑顔で「ありがとう!気をつけて帰るまっし」と言ってくれる
今日の水平線は、一本の光になっていた
なんでやろ?誰も聞く人がいなかったけどね