カノン 花音

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学びの茶事

初釜が終わったー
晴れ女の方が多かったためか
雪に泣かされずに済んだわ

蓬莱山飾り、結び柳を拝見すると
今年も初釜に出れて良かったな~と思う

習い始めた若い頃は
待合で白湯を飲むことから始まり
炭点前、濃茶、薄茶がなんと長い作業か!
と気が遠くなりそうだったけど
しみじみ感謝する年になったのかしら・・・

今回も末席で詰のお勉強をさせていただこうと思ってたら
連客の名前が書かれており
また、すでに私が詰に決まっていた

お詰と言っても
社中の茶事なので
半東、亭主の練習を兼ねる場面も多く
先生の動きを感じ
先を読み、頃合をみて動き
気配り、心配りをしなきゃならん
という
私にもっとも足りない
一番必要なお勉強なのだ
お隣には、私を補佐してくださるお姉さまがいて安心なのだけど

先生がお家元での初釜の様子をお話ししてくださるのだが
私の心内は、うっとり聞くどころでなく
次は何だっけ?と頭をめぐらすばかり

お詰はとにかく忙しい
立って、運んで、座って、立って・・・

懐石は噛む間もなく
立ち上がって、次のお料理を運び
また器に残ったお料理を全部いただき
またすぐに・・・

でも前日、水屋に入ったことで
その流れも気配も把握できて
とても良かった~
台所へ行っても
はーん こんな風に準備しておけば良かったのね!
ってベテランお姉さまの動きにまた感動あり


膳(折敷)
向付に鯛のお造り、一文字のご飯とくわいのお味噌汁
燗鍋と盃、盃台を持って全員にお酌
飯器、汁替え
えびしんじょうの椀盛
鮭の味噌漬け焼き
鴨のじぶ煮とえび芋の炊き合わせ
赤貝、水前寺のり、山芋、ネギの酢味噌和え
飯器(2回目)
小吸物(箸洗)
ゆり根と数の子の八寸と燗鍋で千鳥の盃
湯斗と香の物

水屋に入った時にもいただいて、とてもおいしかったけど
席中でいただくのは格別ね
満腹幸せ!

運転手じゃなかったので
千鳥の盃は、12人全員のお酌を受けるわよ!飲むわよ!
と心に決めたのだが
お姉さまと二人で分けて進めたので
私は6人だけの盃を受け
酔っ払い千鳥足にならずに済んだのであった

しかし、茶懐石の決まりもメインの千鳥の盃も難しい
主客献酬の大切な盃事なのだけど
何度やっても身につかんわ~
まだまだ詰を卒業できませぬ
早くベテランお姉さまたちのようになりたいわ

終わるなりに
「さあ、次は夜咄の茶事も利休忌もせんなんね」とおっしゃる先生
パワフルすぎる~
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by kanon--kanon | 2011-01-17 19:41